陽のあたるところ

ぼーっとしたり、考えたり。

キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート vol.3

なんだかんだとvol.3まで書いている。ただ、展示についての感想は一通り満足行くまで触れたので、ここでは主に展覧会そのものの感想を残しておく。

こうしてしっかりした展覧会に行くのはいつぶりだろうか。学校行事で行った覚えがあるようなないようなで、個人として行くのは初めてかもしれない(そうでなかったかもしれない)。

展示を一通り見ていく中で、ゲームさんぽのあつ森回を思い出していた。あの動画では、実際の学芸員の方が展示会を開く際に意識していることが語られていた。順路や解説文に対して、本当に色々なことが考えられていると知ったのだ。そのことを、今回自分の肌で感じることができた。解説を読むことで広がる世界があったり、展示を見る中で疑問に思ったことがその空間のパネルで説明されていたり。展示の意図と自分の思考が綺麗にハマる瞬間があって、その繋がる瞬間にこそ私は面白みを感じるのかもしれないと思った。

悩んで悩んで、図録を購入した。この図録を足がかりに、興味を持った事柄を調べていきたい。たくさんのことを疑問に思ったから、それらすべてに自分なりに答えを見つけたい。一人で黙々と調べて楽しむのはあまり得意じゃないから、そうやって調べたことを聞いてくれる人がいたらいい。図録を読んで、ネットで調べて、それから本を読んだり世界史の図表を開こう。きっともう使わないんだろうなと思いながらも捨てられなかった図表が使えそうなのは良かった。改めて開いたとき、「取っておいてよかった」と思えたならそれでいいし、「なくてもいいな」と思えたなら断捨離の良いきっかけとなるだろうから。

この記事を書いている今になって気づいたのだけれど、庭園をまったく味わってない!楽しみにしていたのにすっかり忘れていた。また後日、今度は自然を楽しみにふらっと立ち寄ろうか。